2024年7月19日「適切なケアマネジメント手法」研修開催
- 陽子 瀬下
- 2024年7月21日
- 読了時間: 2分
梅雨明けの、スチームオーブンの中を歩くような暑さの中、
今月は9名の方が参加してくださいました。
今回は認知症利用者の事例を用いて、電話でのインテークの情報をもとに、
初回アセスメントに行く新人ケアマネジャーに、
基本ケアと、疾患別ケア「認知症がある方のケア」それぞれのチェックシートを用い、
『基本方針、大項目、中項目、想定される支援内容の何番の項目に着目』して質問をするのか、
『その質問をする目的は何か』その理由を伝える研修をしました。
アセスメント23項目をただ聞いてくるのではなく、意図をもって聞くことにより、
「本人の強み」を知り、「家族それぞれの認知症の理解や、本人への対応や考え方」を理解できることとが、新人ケアマネジャーにも伝わると実感できたと思います。

参加者の感想は以下のとおりです。
●選んだ「想定される支援内容」の番号は同じでも、人によって捉え方に違いがある。また、ケースによっても着目点が変わることが確認できた。
●他の主任ケアマネジャーの意見を聞けるので、自分が必要だと思った項目に間違いが無いことが確認できたり、新しい視点を知ることができた。
●適切なケアマネジメント手法がベースにあれば指導がしやすい。ベースが無いと自分のフィルターがかかってしまう。
●アセスメント23項目を深めるために、適切なケアマネジメント手法は必要な手立てだと改めて感じた。
●新人でもベテランでも、一定水準のケアを提供するために良い手立てだと思った。
●「想定される支援内容」は細かいが、その表現は抽象的で考え方に幅がある。
●基本ケア概要版(項目一覧)には、どのような内容を質問をするか、それは誰に聞けば良いかが記載されているので参考になる。
※日本総研HPからダウンロード可https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/column/opinion/pdf/210414_r2kihoncare.pdf
●多職種連携の大元になると思う。
8/9の研修では、自分の担当ケースのアセスメントやモニタリングにおいての実践を
互いに持ち寄って学びを深めたいと思います。
次回は8月9日です。見学だけでも構いませんので、どうぞお気軽にご参加ください。
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