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2024年9月30日「ヤングケアラー研修」開催

  • 執筆者の写真: 陽子 瀬下
    陽子 瀬下
  • 2024年10月13日
  • 読了時間: 2分

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 日々ケアマネジャーとしてご自宅を訪問し多くのケアラーに接している私たちですが、ヤングケアラーは周囲から気づかれにくい、話を打ち明けにくい理由や背景があると言われていることから、2024年9月30日18時30分~20時30分墨田区役所131会議室にて日本女子大学名誉教授、日本ケアラー連盟代表理事堀越栄子先生にご講義をいただき、ヤングケアラーが個人として尊重され、より良い人生を歩むために、ケアマネジャーにできることを学べるよう研修開催をしました。

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今回は会場に先生がお越しくださいました。また会場とZOOMのハイブリッドでの開催を試み約40名の方にご参加いただきました。2時間ノンストップの堀越栄子先生ご講義を賜り、時間が過ぎるのもあっという間でした。


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参加者皆様からのアンケートで


・高校生の息子さんが介護していたケース。相談したくてもなかなか本音を話してくれるまで時間を要した。

・今回の研修で、子ども時代の体験の狭小、同世代間での孤立・孤独、大人になっても自己表出を常におさえてしまい、自身の心身のケアが届かないことを知った。大人側の葛藤にも思いを馳せ、私自身がもっと何かできたのではないかと胸がつまる悔いを抱いた。これからの場合、声かけ、手助けなど出来る介助をしてゆきたい。

・ヤングケアラーについてなんとなくイメージしていましたが、実情が見えてきました。ケアマネジャーにも支援のヒントがたくさんありました。

・ヤングケアラーが発見されない環境や支援制度が不十分なことを学びました。

・介護者の一人として見てしまいがちであり、視点を変える必要があると感じた。


など・・・ヤングケアラーの子どもたちに対しての声かけや関わり方、支援方法や行政との連携などケアマネジャーができることは何かを改めて考える良い研修でした。




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